牧草はイネ科のものを与えてください。もし、マメ科のものを一緒に与えるときには、ペレット、野菜の量を調整してください。蛋白過剰はあまりよくありません。野菜、生牧草、生野草は水分量が多いので、沢山与えないようにしましょう。糞が小さくなります。でも、乾草を食べないうさちゃんにはイネ科の草を探して与えてあげましょう。イネ科の目安としては葉が細長いものです。近くに安心して与えてあげられない場合は生牧草をお買い求めるのも良いと思います。

イネ科：チモシー、オーチャード、トールフェスク、ブルーグラス、イタリアン等
マメ科：アルファルファ、クローバー、オオバコ等

ペレットでは牧草の繊維質をとる理由である、咀嚼があまりしませんので、ペレットにチモシーが多く入っているとか、繊維質が多いというのは毛球症は防げるかもしれませんが、歯ですりつぶすという作業をしないので、ペレットに頼らずに必ず牧草を与えてあげてください。

一番草と二番草では人間の見た目からは一番草の方が硬くて歯によさそうな気がしますが、うさぎにとっての牧草はすりつぶすことで歯が伸びるのを防ぐためですので、一番草だろうと二番草だろうと食べてくれる牧草なら一番草二番草の硬さが関係なく与えてあげましょう。特に高齢のうさぎには柔らかい牧草の方がよいかもしれません。

ペレットに関しては、３歳まではアルファルファのマメ科が主成分のものを与えても良いです。妊娠期、授乳期もたんぱく質の高いマメ科を主原料としたペレットでもよいです。３歳を過ぎ、壮年期に入ったうさぎにはイネ科が主原料としたものを与えた方が良いと思いますが、あまり嗜好性が高くないので、沢山牧草を食べる仔であれば、幼児期に与えていたペレットを少なくして与えても良いと思います。（うっしーは夜ケージに入ってもらわないといけないので、量を調整しながらアルファルファメインのペレットを与えていきたいと思います。）

野菜に関しては、人間以上に気を使いましょう。なぜなら、キャベツの周りの葉を主に与えていたら早くに亡くなったという話を聞いたことがあります。野菜は人間が食べるほどおいしいものですので、虫にとってはご馳走です。だから、結構多く農薬がかけてあることがあるのでしょう。うさぎの食生活に生の草も必要かもしれませんので、野菜はおやつ程度にあげましょう。

草食動物は基本的に人間と食べ物を共有しません。
特に嗜好物（コーヒー、ココアなど）は刺激物ですので、アルコールと同じく与えないようにしましょう。

うさぎの飼い方について｢アドバイス｣がございましたらお知らせください。このサイトで紹介させていただければと思います。